ハミガキのすすめ
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ハミガキについて
こんにちは、トリマーの井上です!
今回はわんちゃんのハミガキについてお話させていただきます。
皆さまはわんちゃんのハミガキはされていますか?
毎日する必要があるのか、そもそもわんちゃんにハミガキは必要なのか?
疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
答えは、基本的には毎日のブラッシングが必要です。
歯茎にたまるヌメヌメ(=プラーク)が歯石になるまで、およそ3日と言われています。
歯石がつくと、そこにヌメヌメがたまりやすくなりどんどん歯石が溜まっていきます。
歯石になってしまうと、ハミガキで取ることはできないため、獣医師による歯石除去をしていただくことになります
歯石を放っておくと歯周病になり、悪化すると顔から膿が出たり骨が溶けたりなんてこともあります!
それを防ぐためにはまず歯石を作らない!
そのためには最低でも3日に1回のハミガキが大切です。
それならトリミング時の月1回のハミガキの意味はないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
歯石ができないように…という面では少し心許ないかもしれませんが、わんちゃんがハミガキに慣れる準備としてお手伝いさせていただけたらと思います。
どんな歯ブラシを使ったらいいの?
他にはどんな道具があるの?と思われる方のために、、、
ここでハミガキ道具をいくつかご紹介したいと思います。
1、歯ブラシ
歯周ポケットまで届くため、一番おすすめなのは歯ブラシです!
歯や歯茎を傷つけないために、毛先は柔らかめのものをおすすめします。
こういったミニサイズの歯ブラシもあります。
こちらは毛先がとても柔らかくヘッドも小さいため、小型犬や猫ちゃんにもおすすめです。
2、手袋タイプ
ブラシに慣れていないわんちゃんは、まずお口を触られることに慣れる練習が必要になります。
お口を触られる=楽しいこと!と思ってもらえるよう、コミュニケーションを取りながら徐々に慣らしていきましょう。
こちらは手袋タイプのため誤飲防止になります。指サックタイプやシートタイプのものも多く出ています。
3、おやつタイプ
お口をどうしても触らせてくれない、というわんちゃんにはおやつタイプから始めていただくのがおすすめです。
唾液の分泌を促し、歯石の沈着を抑える効果が期待できます。
歯ブラシと比べるとあくまでも補助的なものになってしまうので、ゆくゆくは歯ブラシでのケアをできるようお口を触られることに慣らしていきましょう。
ブラッシングとの併用で更に効果が期待できます!
いくつかご紹介させていただきました。
当病院で取り扱いのある物もございますので、お気軽にご相談ください!