症例紹介

犬、猫の超音波検査

  • うさぎ
  • ゲリ
  • 嘔吐
  • 血尿
  • 食欲不振
  • 子宮蓄膿症
  • 尿路結石
  • 慢性腎不全

今回は当院で実施している超音波検査についてご紹介します。

 

超音波検査検査とは?

その名の通り、「超音波(ultrasound)」を用いて、臓器の形状や大きさ、内部構造、動きなどをモニター上に描出して評価する検査です。

 

超音波検査のメリット、デメリット

<メリット>

・基本的に無麻酔下で実施できること

・リアルタイムで各臓器の状態を観察できること

・各臓器の血流などを観察できること        など

 

<デメリット>

・骨や空気の存在など患者の状態によって描出できない範囲が存在すること

・一部を切り取って観察しているため視野が狭く見逃しが発生する可能性があること

・得られる情報量が検査者の技量により大きく左右すること           など

 

 

超音波検査の種類

一般的に実施されている超音波検査としては、胸部(心臓)超音波検査、腹部超音波検査が挙げられます。

 

<胸部(心臓)超音波検査>

心臓に超音波を当て、その動きや大きさなどを評価する検査です。心臓病の有無やその重症度を把握する上で重要な検査です。

 

<腹部超音波検査>

腹腔内臓器(肝臓、腎臓、膀胱など)の形や大きさ、動きや腹水の有無の確認などができます。レントゲン検査では検出できない、より詳細な臓器の情報が得られます。

 

まとめ

超音波検査は、ペットたちの状態を把握するのに非常に有用な検査です。超音波検査で診断がつくこともあります。

「うちの子もやったほうがいいのかな?」と思う方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

〇腹部超音波検査中の様子

 

 

〇膀胱結石の超音波画像

 

〇心臓の超音波画像

 

 

獣医師 上田

 

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